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生活に困ったら

「先生、困った問題が起きちゃって、何とか助けて下さい」と事務所に50歳代の方が飛び込んできた。
何事かと思って、冷静に話を聞いてみると、事業主が借りている従業員用の住宅に居住していたがその事業所を退職したので、退去しなければならなくなった。
しかしながら、行く先もない、交通事故で負傷して就職先もこれから探す状況との事。
そして、預貯金も使い果たし、経済力はゼロに近い、と言う事であった。

そこで、先ず、案内したのは公的支援の受給を申請する方法しかないと判断し、市役所の福祉課へ行く様に勧めたが、「恥ずかしい、何とも情けない、交通事故の保険金も保証期間が切れていてどうにもならない。」と訴えること、訴えること・・・
金銭的な援助など、何の保証、裏付けもない人では不可能である。
何とか、なだめて重い足取りを引っ張る様にして、市役所の福祉課へ同行し、話しを聞いてもらい、取り敢えず当面の間、面倒見ていただける事になった。

そして、転居先も探し当て、安定した生活基盤の確保が出来、ホッとした。

これも、行政機関に勤務した経験が生きた証と自負している。
役人は使い道が無いと言われているが、世の為、人の為に動けたのも行政書士と言う資格が有ったればこそと士業に感謝した事件でした。

以上の様な事には遭遇しない方が良いのですが、もし、ばん止むを得ず遭遇してしまったら相談に応じますので、御遠慮なくご連絡して下さい。
結果を期待するより、当たってぶつかれ、と存じます。


青梅の雨宮行政書士事務所では、相続手続き・遺言書作成・許認可申請に関することや法律に関連したお困りごとなどのご相談を承ります。
弊所は町の身近な法律相談所として親身なサポートをお約束いたします。

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