ブログ

彼岸を迎えるにあたって

早くも3月を迎え、春季彼岸が近づいております。
抹香臭い話で恐縮ですが、彼岸の墓参をなさっていると存じます。
しかしながら、実家の墓参りは遠方で・・・、と躊躇している方もおられるのではないでしょうか。
親が居て、その親が居てと先祖を敬う仏教思想が彼岸の墓参を促している事は確かです。
此岸(生老病死)の世界から彼岸(常楽我浄)の世界へ誘(イザナウ)法要が彼岸会の法要と伺っております。

先般、ある方の遺品整理中に出てきた、祖父の小学校時代の成績表や皆勤表彰状。
何と紙幣に虫穴が無かったのです。
仏壇の引き出しに入っていたので、御線香の香りが虫を寄せ付けなかったのでしょう。
100数十年前の和紙が何の遜色も無く、保管されていたのです。
線香の防虫効果に改めて感心しました。
こうした事からも、朝晩の勤行を疎かにしないようにしなければと、本仏に、先祖に祈願した次第です。


    最後までコラムをお読みくださいまして、ありがとうございます。
    ご感想やご意見がございましたら、下記フォームにご記入いただき送信してください。

    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    関連記事

    1. 令和三年新年の御挨拶
    2. 生物の不思議さ
    3. 盂蘭盆会に思う 香(線香)の効力
    4. 身体はカケガエの無い宝物
    5. 生きる力に感歎する‼
    6. 「樹木希林著作 一切なりゆき」を読んで
    7. ストレスに負けないで
    8. 秋風に思う
    PAGE TOP