2月21日、兄弟の様に付き合っていた、友人が逝ってしまいました。
自然の摂理とは言え、何とも、ヤルセナイ心境です。
さんざん世話をやかせた友でしたが、世話をやかなくてよくなったと思いながら、寂しさを感じております。
私より11歳若い年齢でしたので、尚更のことです。
冥福を祈るばかりです。
この友は、十数年前に立ち直れない位の悲しい出来事に遭遇し「自殺したい。」と訴えたことが有りました。
私に助けを求めたのでしょう。
私は数回の訴えに返答のしようがなく、ついに「死ねば、でもね、どの様な死に方を選ぼうとその痛みや苦しみは永遠に続くんだよ。」「生きていればこそ、痛みも苦しみもとれるけどね。」と諭しましたら、自殺を思いとどまりました。
それから十数年生き続けてこられた精神力に、手を合わせるばかりです。
友逝きて 心にすさぶ 隙間風