無観戦客での大相撲大阪場所開催を、テレビ桟敷で観戦しております。
観戦客が居ようが居まいが、通常通りの仕来たりにより、淡々と取り組みが進行している。
なにか宗教的な儀式の様に思えます。見ていようと、見る人が居まいとやるべきことはやる。
まさに、修行を思わせる様に感じます。
そして、行事や呼び出しの動きと力士の息遣いも聞こえて来る。
淡々と取り組みを進行させる相撲と言う文化の不思議さが心に響いております。
現代の日本人に欠けている、忍耐強さや思考力の継続みたいな事相を気付かせてくれている、と思います。
この様な現実は二度と来てほしく無いと思いますが、当事者や関係者は言うに及ばず、貴重な経験を全ての相撲ファンはしているのではないでしょうか。
改めて、相撲と言う日本文化を見直す事ができました。無観戦会場での開催に感謝しております。